作品カテゴリー:建築・土木部材部材
豚舎用ステンレス資材
株式会社コマックス
選考理由
畜舎(特に豚舎)の本体および付属設備においてメッキ製品からステンレス製品への移行が著しく進んでいます。主にアンモニア成分を多く排出する豚舎内においてメッキ製品は3~4で寿命を終えており、初期費用はステンレスより安いものの、交換部材や施工費を考えた際のトータルコスト(ライフサイクルコスト)でステンレスが見直されています。
また、設備部材(間仕切り金具スノコ補強フラットバー、アングル等)で使う場所(耐食環境)によりSUS430やSUS304を使い分けて、更に強度の必要な部材には薄肉軽量化で低コストな高強度の二相鋼(NSSC2120)も採用されました。
2017年現在、日本全国の豚舎戸数は約4800戸となっており、今回のステンレス採用実績から畜産設備市場は、今後新たなステンレス喚起市場として期待できると思われると同時に牛舎等その他の畜産設備へも横展開(ステンレス市場拡大)できる可能性があります。。
使用鋼種:SUS304、SUS430、N2120
使用量等:SUS304(約30トン)、430(約20トン)、
N2120(約10トン)
推薦会社:新日鐵住金ステンレス株式会社
戻る